令和6年12月14日に開催された信大子どものこころ診療部セミナー動画の配信が始まりました。8月29日午後までの期間限定公開だそうです。
「ASDの人への視覚的コミュニケーション支援 -PECS®を中心に-」
門 眞一郎先生(ペンショナー児童精神科医)
PECSについて「興味はあるけどまだ全然知らない」という方、この動画をぜひご視聴ください!オススメです!!
令和6年12月14日に開催された信大子どものこころ診療部セミナー動画の配信が始まりました。8月29日午後までの期間限定公開だそうです。
「ASDの人への視覚的コミュニケーション支援 -PECS®を中心に-」
門 眞一郎先生(ペンショナー児童精神科医)
PECSについて「興味はあるけどまだ全然知らない」という方、この動画をぜひご視聴ください!オススメです!!
お子さんの様子に合わせて休憩を取ったりできるため、家族単位で移動ができる自動車で帰省される方も多いと思います。
切実なのがトイレ問題!!
さっき行ったばかりなのに「トイレ~!」「もう漏れちゃう~!」などなど・・・
万一のため「携帯トイレ」の準備は絶対ですが、この日が初めての使用だとうまくいかなかったり、失敗してしまうことも。
できれば事前に練習しておけるといいですね。ASDっ子は何ごとも「経験」が大事です。
失敗してしまっても怒らなくて済むように、介護用の防水シートとか、ペット用のシートなどを敷いておくとよいかもしれません。
途中のPA、SAなど、子どもの遊び場があったりします。
たっぷり遊ばせることで疲れて寝てくれれば・・・というのも一案ではありますが、あまりに寝過ぎてしまうと、今度は夜寝て欲しいのに寝てくれないこともあったり・・・
なんでもほどほどに・・・がいいような気がします。
子どもの気分転換に。以下サイトに高速道路SA・PAの遊具設備案内が掲載されています。
NEXCO中日本 ドライバーズサイト「遊具設備」
首都高川口ハイウェイオアシスには屋内あそび場があるそうです。
屋内あそび場「ASOBooN(アソブーン)」
*「土日月・祝日・長期休み時、当日朝から、オンライン及び店頭で整理券を先着順で配布」とされているようですので利用の際はご注意ください。
調べてみてわかったのですが、実は、高速道路のサービスエリア、パーキングエリアには空港のようなカームダウンスペースを設置しているところがほとんどありませんでした。
以下、1箇所ありましたので記載しておきます。
東関東自動車道 酒々井パーキングエリア(上り線)
新幹線や電車を利用して帰省される方も多いと思います。
どんなことに気を付けたらいいのか、先輩保護者にも聞いてみました。
新幹線のことについては、様々なことがわかりやすく網羅されているページがあります。
「JR新幹線ネット」さん
★東海道・山陽新幹線「のぞみ」は3大ピーク時(GW・お盆・年末年始)には「全席指定席」となっています。ご注意を!
https://railway.jr-central.co.jp/nozomi/
帰省に限らず何ごとも「事前に説明」は必須です。
「どうせわからないから」ではなく、その子に合った伝え方が必ずあるはず。
・ 行き先(おばあちゃんち など)
・ どこからどこまで、どのくらいの時間、電車(新幹線)に乗る。
・ 乗り換えがある場合、どこで乗り換えるのか。(いきなりの提示は気持ちの切り替えが難しいかも!)
・ ここは「手をつないで歩く」とか、「いすに座っている」とか。
「してはいけない」「×」ではなくて、「してほしいこと」を伝える ことが大事!
聴覚過敏のお子さん
→ 駅のザワザワ、アナウンス、そしてホームに新幹線が入線してくる時の音に注意!
→ できれば事前に「イヤーマフ」などの使い心地を試しておくことをオススメ。
利用する駅
→ オムツ替え可能なトイレの場所のチェック。
→ エレベーターの位置をチェック。
→ 駅の混雑は半端ないので、駅近くの駅ビルなどを利用するのも手。
→ お土産や駅弁は混雑で買えない可能性も!
事前に、周りの席の人に
「ご迷惑をおかけするかもしれません。」とひとこと言っておくだけでも違うかも?
乗車時間も長く、ずっと座っていなければならないのは子ども達にとっても苦行!暇つぶしになるグッズ持参は何よりも大事です。
なるべく音が出ないもの。(音が出るものは、音量調整できるといいです)
絵本、シールブック、ぬりえ、おりがみ、お絵かき道具、
ゲームやYouTubeをするならポケットWi-Fiなども必要?
新し物好きな子は「その時初めて見るおもちゃ」もいいかも。
「普段と一緒」が安心するお子さんは、いつもと同じおもちゃを。
おやつ(なるべく食べかすの出ないもの。)
列車が定刻通りではなく遅延することもあります。
その際には「遅延していること」と「どの程度待てば来るのかの見込み」を、きちんと伝えてあげて欲しいです。
決して「どうせわからないから」で済ませないこと。
こういう時のため、日頃から「スケジュール」で本人さんとのやり取りをしておくことが大事です。
年末年始の帰省シーズンになりました。
発達障害のあるお子さんと一緒の帰省には「いつもと違う」ことが多いだけに、お子さんに見通しが持てて安心できるよう、準備が必要です。
今回は「飛行機編」ということで、飛行機に乗る前の準備関係について調べてみました。
航空各社は予習用に「動画」や「小冊子」を公開されていますので、保安検査など無駄に怖がらなくてすむよう、事前に子どもと見ておくのもいいですね。
また、空港には「カームダウン・クールダウン」スペースがあるところが増えてきています。どこにあるのか・使う時にはどうしたらいいのか等も事前リサーチが必要です。
何か少しでも参考になるものがあったら嬉しいです。
新千歳空港 カームダウン・クールダウン室
旭川空港 カームダウン・クールダウン
中部国際空港セントレア カームダウン・クールダウンスペース
関西国際空港 カームダウン・クールダウンスペース
松山空港 カームダウン・クールダウン室
高松空港 カームダウンスペース
福岡空港 カームダウン・クールダウンスペース
阿蘇くまもと空港 カームダウンスペース
那覇空港 カームダウン・クールダウンスペース
定刻通りではなく遅延することもあります。
その際には「遅延していること」と「どの程度待てば来るのかの見込み」を、きちんと伝えてあげて欲しいです。
決して「どうせわからないから」で済ませないこと。
こういう時のため、日頃から「スケジュール」で本人さんとのやり取りをしておくことが大事です。
乗車時間も長く、ずっと座っていなければならないのは子ども達にとっても苦行!暇つぶしになるグッズ持参は何よりも大事です。
なるべく音が出ないもの。(音が出るものは、音量調整できるといいです)
絵本、シールブック、ぬりえ、おりがみ、お絵かき道具、
ゲームやYouTubeをするならポケットWi-Fiなども必要?
新し物好きな子は「その時初めて見るおもちゃ」もいいかも。
「普段と一緒」が安心するお子さんは、いつもと同じおもちゃを。
おやつ(なるべく食べかすの出ないもの。)
帰省時、発達障害のあるお子さんが苦手なことって何でしょう?
当然、理由は一人ひとり違いますが、もしかしたらこういうことがあるかも?ということで、少しまとめておこうと思います。
ことばだけじゃNG!書いて・見せてあげましょう!!
「いつからいつまでおばあちゃんち」とか「いつ帰る」とか。
「いつも見ているテレビ番組が、年末年始特番で放送されないことを説明」
「自宅と帰省先とではテレビのチャンネル番号が違ったり、放送していないチャンネルがあること」
車、電車、新幹線、飛行機・・・どの手段で出かけるにしてもお子さんには必ず予定を伝えてあげて欲しいです。
遠足の「しおり」みたいなものを作ってもいいですね。
マイルールで「電車(バス)に乗ったら必ず座る」と思っているお子さんもいるかもしれません。でも、混雑時は必ずしも座れるわけではないことも。それは「予想外のできごと」になってしまうので、前もって伝えておくことも大事です。
「座席に座れないこともあります」 → 現状
「(なぜなら)たくさんの人がいるから」 → 理由
「〇〇駅まで、立っています」 → してほしいこと
しっかり立って乗っていられたら必ず褒めてあげてくださいね!
他の人の迷惑にならないようなら、小さな折りたたみ椅子を持参し、そこに座ってもらう方法も。
苦手な感覚刺激があるお子さんは、できるだけその刺激を避けてあげて欲しいです。
イヤーマフ、耳栓などの使用
アイマスク
人の多さが苦手なお子さんには・・・でかける時期や時間をずらすことでしょうか。。。
デパートの食品売り場で、様々な食材のにおいが混ざっているのが苦手なお子さんもいるようですので、「お土産、駅弁」を買うためにお子さんを連れ回すことなど、できるだけ避けてあげてください。
親にとっては自分が育った家。でも、子どもにとっては「いつもと違う」家。
そう考えれば、どれだけ不安なのかはわかりますよね・・・
「親戚」といっても、普段めったに会わない大人やこどもがやってくる。
「せっかく来たんだから」「一緒に遊んでおいで」と言われる。
「方言」がわからないので、何を言われているかわからない。
お正月は朝ご飯から少しゆっくり。食べる時間も違う・・・
「感覚面」では
におい・・・部屋の匂いはもちろん、使っている柔軟剤のにおいなども。
音・・・夜遅くまでザワザワとにぎやか。赤ちゃんの泣き声。
食事・・・いつもと違うお正月の料理。(おせち料理)
「いつもと違う」からこそ、できるだけ「いつもと変わらずに安心できるもの」を準備してあげて欲しいです。「安心グッズ」を忘れずに!!
自宅ではないので、とても難しいこととは思いますが・・・例えば。
「家族の寝室として用意してもらっている部屋に、一人になれる空間を作って「ここにいてもいいよ」とするなど。毛布で囲うとか、押し入れを活用するとか・・・」
「おせち料理が好きではないので、普段食べるものをあらかじめ持参。レトルトのカレーとか、飲み物とか、お菓子とか。」
「できるだけいつもと同じを心がけます。
朝起きるのがゆっくりで朝昼兼用の食事だと「一日3食」ではないため混乱してしまったことが。なので、みんなはおなかいっぱいで一日2食にしたとしても、ASDのある子だけは軽めの昼食を用意して食べさせます。」
「お風呂もできるだけいつもと同じ時間に入らせてもらっていました。誰々の後・・・みたいにすると、いつ入れるかわからなかったり、どんどん時間が遅くなって、寝るのも遅くなったりするので・・・」
「偏食があって、食べられるものが少ないことは伝えています。
前回の帰省時に実際の様子を見て「ホントに食べられないんだな」と知ってもらっているので、「食べた方がいい」など一切言われません。それだけでもホッとします。」
「診断が出た時に少し話したけれど、「そんなのは甘やかし。育て方が悪いからだ。」と言われたことに傷ついてしまい、足が向かなくなってしまった・・・
今はだいぶ理解してくれるようになったけど、一番最初に言われたことは、これからもずっと忘れられないかな・・・」
なぜこのような行動を取るのか、どうしたらいいのか などを、わかりやすく説明できるといいですね。
「絶対に帰省しなければならない」と思いすぎると辛くなったり・・・
敢えて「帰省しない」という選択肢もあっていいのでは?と思います。
無理はしない。ことが一番かなと。
もちろん、両親に孫を見せたい・会わせたい!
なので、可能ならこちらに来てもらう。の方が子どものストレスも最小限で済むかなと思います。
それぞれのご家庭で状況は違うので「これが正解!」なんてないけれど、みんながHAPPYに過ごせるといいですね。
秩父学園様よりご案内をいただきました。
令和6年度 第2回秩父学園自閉スペクトラム症子育て支援セミナー
「発達障害の子の性のルール」
田中 尚樹 氏 (青森県立保健大学 健康科学部 社会福祉学科 講師)
令和7年1月25日(土)13:30~15:30
対象 自閉スペクトラム症及びその他知的・発達障害のあるお子さんのご家族・保育士・福祉施設職員・医療関係職員・教職員・行政職等
定員 60名
※定員以上の応募があった場合、抽選の上受講決定させていただきます
費用 1,000円
(セミナー終了後に納入告知書をお送りしますので振り込みをお願いいたします)
オンライン開催(ご自宅・職場などでの受講となります)
※後日録画配信のみもOKです。
・申し込み締め切りは令和7年1月20日(月)
詳細掲載のチラシや申込み等はこちらまで
TBS系 金曜ドラマ『ライオンの隠れ家』(令和6年10月11日START)。
柳楽優弥さんがお兄さん役、そして弟はASDという設定だそうです。
放送開始前の、いわゆる番宣等で多く見かけるようになりましたが、前評判で「弟役の板東龍汰さんのASDの演技がスゴい!」とのこと。
「どれどれ・・・」と思って番組予告を見たところ・・・驚愕!!
身体の動き、ことばはもちろんのこと、ちょっとした視線、指の動き、表情・・・
これまでにもASDの人を演じた俳優さんは多くおられ、その度に「上手だな」と思ってきましたが、板東龍汰さん、只者ではないです!
是非、リアタイでご視聴ください。
秩父学園様よりご案内をいただきました。
令和6年度 第1回秩父学園自閉スペクトラム症子育て支援セミナー
「その人らしく地域で暮らすために」
鈴木 喜代子 氏
(社会福祉法人秀和会 富士見れんげこども園 園長)
(元 所沢市社会福祉協議会 相談支援課 課長)
令和6年8月3日(土)13:30~15:30
対象 自閉スペクトラム症及びその他知的・発達障害のあるお子さん
のご家族・保育士・福祉施設職員・医療関係職員・教職員・行政職等
定員 60名
※定員以上の応募があった場合、抽選の上受講決定させていただきます
費用 1,000円
(セミナー終了後に納入告知書をお送りしますので振り込みをお願いいたします)
オンライン開催(ご自宅・職場などでの受講となります)
※8月末まで録画配信します。
・申し込み締め切りは令和6年8月1日(木)
詳細掲載のチラシや申込み等はこちらまで
秩父学園 子育て支援セミナー
主催のSCERTS研究会様よりご案内いただきました。
「自閉 もうひとつの見方」による自閉症理解と支援 アップデート版
東京会場 8月10日(土) 9:30~12:30 (受付け開始 9:15)
貸し会議室 FOREST(新宿区 新宿 1-2-9JF新宿御苑ビル)
講 師: SCERTS 研究会スタッフ
参加資格:自閉症に関心をお持ちの方ならどなたでも
定 員:50名
参 加 費: 2000 円(当日集金)
参加申込: 締め切り 2024 年8月5日(月) 定員になり次第終了
参加希望の方は SCERTS 研究会(scerts-collegium@scerts.jp)まで、メールで
お申し込みください。件名は「東京(or 大阪)での研修会参加希望」とし、本文に氏名と連絡先をご記入下さい。
申し込みいただくと、確認のメールを返信します。数日経っても返信がない場合
はお問い合わせ願います。
チラシなどは SCERTS研究会HPへ
NHKサイト内の「首都圏ナビ WEBリポート」で、発達障害に関する取材記事が掲載されています。
2023.3.22 「あなたの子どもは発達障害」 その時、私は、学校は
2023.3.30 発達障害の子どもたち 不登校など「二次障害」の声も相次ぐ 対応は?
2023.4.13 発達障害の子の学び 過去最多18万人超 「通級」とは
2023.4.20 発達障害の子ども不登校に 担任の教員から「反省文書かされた」
2023.4.26 発達障害の子どもが学ぶ「通級」学校現場のリアルな声は
2023.5.19 「発達障害の子の学び」孤立する親 つながりで作る情報サイト
2023.6.15 発達障害の子の学び 教員不足は『通級』にも 指導の充実は?
2023.6.23 発達障害の子の学び 本当は「通級」を続けたいのに…
2023.7.6 発達障害の子の学び 「通級など難しく、引っ越し」の声も
2023.8.9 発達障害の子ども 何が困難? どう理解?
2023.9.26 発達障害の子の学び 検査まで半年 遅れる支援の現状
2023.10.26 発達障害の子の学び 皆さんの投稿から見えた課題とは
2023.10.31 発達障害の子どもの学び “情緒学級”を求める声
2024.1.26 発達障害の子ども「通級に入れない」相次ぐ 検査に1年待ちも 教員不足も深刻2024.1.26 発達障害の子“通級利用に数か月かかる場合も”都内の4割以上 自治体アンケートからみえた“学びの壁”