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発達障害児と一緒に帰省 ~心配なこととできる対策~

帰省時、発達障害のあるお子さんが苦手なことって何でしょう?
当然、理由は一人ひとり違いますが、もしかしたらこういうことがあるかも?ということで、少しまとめておこうと思います。

子どもに「何があるのか」の事前説明は必須!

ことばだけじゃNG!書いて・見せてあげましょう!!
「いつからいつまでおばあちゃんち」とか「いつ帰る」とか。
「いつも見ているテレビ番組が、年末年始特番で放送されないことを説明」
「帰省先とはテレビのチャンネルが違うこと」

予定は必ず伝える

車、電車、新幹線、飛行機・・・どの手段で出かけるにしてもお子さんには必ず予定を伝えてあげて欲しいです。
遠足の「しおり」みたいなものを作ってもいいですね。

ルールも事前に伝える

マイルールで「電車(バス)に乗ったら必ず座る」と思っているお子さんもいるかもしれません。でも、混雑時は必ずしも座れるわけではないことも。それは「予想外のできごと」になってしまうので、前もって伝えておくことも大事です。
「座席に座れないこともあります」 → 現状
「(なぜなら)たくさんの人がいるから」 → 理由
「〇〇駅まで、立っています」 → してほしいこと
しっかり立って乗っていられたら必ず褒めてあげてくださいね!

他の人の迷惑にならないようなら、小さな折りたたみ椅子を持参し、そこに座ってもらう方法も。

感覚刺激を防ぐ

苦手な感覚刺激があるお子さんは、できるだけその刺激を避けてあげて欲しいです。
イヤーマフ、耳栓などの使用
アイマスク
人の多さが苦手なお子さんには・・・でかける時期や時間をずらすことでしょうか。。。
デパートの食品売り場で、様々な食材のにおいが混ざっているのが苦手なお子さんもいるようですので、「お土産、駅弁」を買うためにお子さんを連れ回すことなど、できるだけ避けてあげてください。

「いつもと違う」に混乱

親にとっては自分が育った家。でも、子どもにとっては「いつもと違う」家。
そう考えれば、どれだけ不安なのかはわかりますよね・・・

「親戚」といっても、普段めったに会わない大人やこどもがやってくる。
「せっかく来たんだから」「一緒に遊んでおいで」と言われる。
「方言」がわからないので、何を言われているかわからない。
お正月は朝ご飯から少しゆっくり。食べる時間も違う・・・

「感覚面」では
におい・・・部屋の匂いはもちろん、使っている柔軟剤のにおいなども。

音・・・夜遅くまでザワザワとにぎやか。赤ちゃんの泣き声。
食事・・・いつもと違うお正月の料理。(おせち料理)

「いつもと違う」を「できるだけいつもと同じ」に近づける

「いつもと違う」からこそ、できるだけ「いつもと変わらずに安心できるもの」を準備してあげて欲しいです。「安心グッズ」を忘れずに!!

自宅ではないので、とても難しいこととは思いますが・・・例えば。

「家族の寝室として用意してもらっている部屋に、一人になれる空間を作って「ここにいてもいいよ」とするなど。毛布で囲うとか、押し入れを活用するとか・・・」

「おせち料理が好きではないので、普段食べるものをあらかじめ持参。レトルトのカレーとか、飲み物とか、お菓子とか。」

「できるだけいつもと同じを心がけます。
朝起きるのがゆっくりで朝昼兼用の食事だと「一日3食」ではないため混乱してしまったことが。なので、みんなはおなかいっぱいで一日2食にしたとしても、ASDのある子だけは軽めの昼食を用意して食べさせます。」

「お風呂もできるだけいつもと同じ時間に入らせてもらっていました。誰々の後・・・みたいにすると、いつ入れるかわからなかったり、どんどん時間が遅くなって、寝るのも遅くなったりするので・・・」

子どもの特性について・・・どう伝える?

「偏食があって、食べられるものが少ないことは伝えています。
前回の帰省時に実際の様子を見て「ホントに食べられないんだな」と知ってもらっているので、「食べた方がいい」など一切言われません。それだけでもホッとします。」

「診断が出た時に少し話したけれど、「そんなのは甘やかし。育て方が悪いからだ。」と言われたことに傷ついてしまい、足が向かなくなってしまった・・・
今はだいぶ理解してくれるようになったけど、一番最初に言われたことは、これからもずっと忘れられないかな・・・」

なぜこのような行動を取るのか、どうしたらいいのか などを、わかりやすく説明できるといいですね。

「帰省しない」という選択肢だってあっていい

「絶対に帰省しなければならない」と思いすぎると辛くなったり・・・
敢えて「帰省しない」という選択肢もあっていいのでは?と思います。
無理はしない。ことが一番かなと。

もちろん、両親に孫を見せたい・会わせたい!
なので、可能ならこちらに来てもらう。の方が子どものストレスも最小限で済むかなと思います。

それぞれのご家庭で状況は違うので「これが正解!」なんてないけれど、みんながHAPPYに過ごせるといいですね。

【埼玉県:動画配信】「発達障害のある方への家族支援」

埼玉県発達障害総合支援センターよりご案内いただきました。

発達障害の理解啓発を進める県民向け講演会(動画で学ぶ発達障害)
「発達障害のある方への家族支援」
 講師:井上 雅彦氏(鳥取大学医学系研究科 臨床心理学講座 教授)
 配信:令和6年11月29日から令和7年5月28日
 備考:埼玉県、(公財)明治安田こころの健康財団共催
    ※申込は不要です。どなたでもご視聴いただけます。
    ※詳細【チラシ】動画で学ぶ発達障害R6.11月をご覧ください。

 

【オンラインフォーラム】2024.7.27 NHKハートフォーラム「子どもの発達障害 <今、大切なことと、将来、役に立つこと。>」

NHKハートフォーラム「子どもの発達障害 <今、大切なことと、将来、役に立つこと。>」

2024年7月27日(土曜)
開演:午後1時30分 終演予定:午後5時30分
インターネットでのライブ配信(参加無料)(先着1000人)

出演予定
本田 秀夫(信州大学医学部 子どものこころの発達医学教室 教授 / 精神科医)
菊田 史子(当事者の母 / 一般社団法人 読み書き配慮 代表理事)
近藤 幸男(神奈川県 川崎市発達相談支援センター 特別支援教育士)
綿貫 愛子(公認心理師/ 東京都立特別支援学校外部専門員、特別支援教室巡回相談心理士)
内藤 裕子 <司会>(フリーアナウンサー)

申し込み等、詳細はこちらのアドレスから

(東京都自閉症協会)2024.6.9総会記念講演会『YouTuber(ユーチューバー)睡眠専門医と学ぶ!知っておきたい発達障害と睡眠の関係』

東京都自閉症協会様よりご案内いただきました。

東京都自閉症協会 総会記念講演会
『YouTuber(ユーチューバー)睡眠専門医と学ぶ!
知っておきたい発達障害と睡眠の関係』


https://autism.jp/news/soukai-seminar-240609/

【日時】2024年6月9日(日)13~15時
【講師】渥美 正彦氏(医療法人上島医院院長。睡眠専門医。YouTuber)
【開催方法】ハイブリッド形式(対面とオンライン)
【場所】東京都豊島区南大塚3-43-11 福祉財団ビル7F 大会議室
    ※オンライン参加の方には後日入室情報をお伝え
【参加費】東京都自閉症協会会員 無料 / 他道府県自閉症協会会員 500円 / その他 1000円
【申込方法】以下のURL,Eメール,FAXのいずれかの方法でお申し込みください。

   https://forms.gle/xrUvX4ZeRN8de3SKA
   メール:autism@bz04.plala.or.jp  (事務局)       
   FAX:03-6907-3546

※メールまたはFAXでのお申し込みの際は、件名に「総会記念講演会申込」と明記、
以下①~⑧の必要事項を記入してください。
①参加する方のお名前(ふりがな)②参加する方の年齢(行事保険に必要なため)
③参加形態(会場orオンライン)④ご住所 ⑤連絡先(必ず明記してください)
⑥お子さんの年代(例 20代)⑦当協会会員・他府県協会会員・その他
⑧お立場(保護者、当事者、医療関係、教育関係、福祉関係、行政、他)
⑨ご質問がある方はお書きください。

●定員は、会場50名、オンライン100名。先着順とさせていただきます。
●支払方法やZoom入室情報などは、参加申込者に別途ご案内いたします。
●お問い合わせは事務局まで  03-6907-3531  (月火木金の11~15時)

(鳥取県自閉症協会)2024.7.11~オンライン講座「自閉症・発達障がいの基礎理解 ~支援再考~」

鳥取県自閉症協会様よりご案内いただきました。

鳥取県自閉症協会主催 オンライン講座
「自閉症・発達障がいの基礎理解 ~支援再考~」

●令和6年7月11日(木)~9月11日(木)
●YouTubeによる限定配信
●受講無料

講座内容やお申込みはこちらの鳥取県自閉症協会ホームページよりご確認ください。

【書籍】ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に親の介護をするための本/村上由美 著

著者の村上由美さんより、当会にご恵贈いただきました。(村上さんありがとうございます!)
新刊タイトルを伺った時、村上さんならではの切り口だなぁと感じました。
ぜひ、多くの方に手に取って読んでいただきたい本です。

2024/4/15発売の新刊です。
翔泳社 村上由美 著 ¥1,600+税
書籍紹介ホームページはこちらから

彩の国だより3月号「発達障害の理解を深めよう~子供の可能性を広げるためにできること~」

先月の彩の国だより3月号に、世界自閉症啓発デー・発達障害啓発週間を前に、発達障害の記事が掲載されています。

記事の中にも記載されていますが、県では、映画館「MOVIXさいたま」「イオンシネマ大宮」で聴覚過敏の人のためにイヤーマフを貸し出しています(3月2日(土曜日)~4月8日(月曜日))

(埼玉県HP)発達障害の理解を深めよう~子供の可能性を広げるためにできること~

【さいたま市】令和5年度発達障害に関する講演会(令和6年3月9日開催)のアーカイブ配信について(令和6年4月8日まで)

さいたま市よりご案内いただきました。

当会HPでも以下の記事にてご案内させていただきました、さいたま市主催で2024年3月9日に開催した「発達障害に関する講演会」につきまして、アーカイブ配信を行うことになったそうですので、ご案内いたします。
https://as-saitama.com/tadanntai-kensyukai/20240309saitama/

講演会のホーム-ページ
https://www.city.saitama.lg.jp/002/003/004/003/001/p086330.html
から、電子申請・届出サービスにより申込いただくと、限定公開用URLが
届きますので、そちらからご視聴が可能となります。
配信期間である4月8日(月曜日)までであれば、いつでも何度でもご視聴が可能です。

★R5_講演会アーカイブ配信チラシ(片面)

【埼玉県:動画配信】「発達障害とひきこもり~こころの土台をつくるために必要なこと~」

埼玉県・公益財団法人明治安田こころの健康財団共催、明治安田生命保険相互会社後援

2024.3.15から動画配信開始しております

発達障害の理解啓発を進める県民向け講演会(動画で学ぶ発達障害)
「発達障害とひきこもり~こころの土台をつくるために必要なこと~」
講師:近藤 直司氏(精神科専門医、大正大学名誉教授)

申込不要。配信期限はなく、どなたでもご視聴できます。

動画は、埼玉県発達障害総合支援センターのこちらのページから
(配付資料もこちらのページからダウンロード可能です)

【さいたま市:会場開催】2024.3.9 さいたま市主催 「発達障害に関する講演会」

「発達障害児に対する理解と支援
 ~特別なニーズを持った子どもたちと共に〜 」
前川 あさ美 氏
東京女子大学 現代教養学部 心理・コミュニケーション学科 教授

さいたま市では、毎年発達障害に関する講演会を開催しており、会場での開催となります。
今年の発達障害に関する講演会は、発達障害をはじめ、障害のある子どもとその家族の支援を様々な職種の方たちと行われている 東京女子大学 教授 前川あさ美氏にご講演いただきます。
「ちょっと気になる子」の特性とともに、どのように感じ、何を思って行動しているのか。理解するヒントと、関わり方のポイントについて、お話しいただく予定です。

日時 令和6年3月9日 土曜日 14時30分~16時10分(受付開始14時00分~)
※入場無料、定員270名 先着順(事前申し込み制)です。
会場 与野本町コミュニティセンター 多目的ル-ム(大)

さいたま市ホームページ上のさいたま市電子申請・届出サービスの専用フォームからお申込みください。
https://www.city.saitama.lg.jp/002/003/004/003/001/p086330.html
<申込期間>
令和6年2月5日(月曜日)から令和6年3月6日(水曜日)まで
・先着順に受け付け、定員に達したことを確認次第、締め切らせていただきます(定員:270名)
・定員を超えてお断りする場合のみ、ご連絡いたします。
・手話通訳や要約筆記が必要な方は申込時にその旨を申し添えください。